2008.04.16 Wednesday
ここではないどこか
仙台の桜の満開もピンクが過ぎて、
この4月スタートした新入生、新社会人も、
なんとなく一段落(?)したところなのかな…
現実の、というか日常の生活が、
つつがなく過ぎていくという平和と幸せ。
それが人生にとって一番いいことなのかもしれないと思う一方で、
私たちはどこかで別な世界を憧れ、
夢みてしまう生き物でもあると思いませんか?
そんなことにちなんだ話を
『かいじゅうたちのいるところ』(モーリス・センダック/作)という
絵本を紹介しながら、江国香織さんがご本人の著書
『絵本を抱えて部屋のすみへ』の中で語っていました。
とまあ、江国香織さんの語る内容については、
もし時間があれば、著書を読んでみることを提案しますが
私が共感したのは、本当に私たちは勝手なもので
日常だけではあきあきして、現実逃避をしたくなるものですよね。
でもそれは多分、この現実(日常)があるからこそ、
なのだとは思うのですが…
まさに江国さんの言う「ここではないどこか」も、
今「ここ」があるから、なのだし、
現実があっての非現実があるのだということも否めません。
この4月から新しい環境での生活がスタートした人たちが
5月になると、かかりやすいといわれる「5月病」も
なかなか新しい学校や会社という現実に慣れなくて、
つい、逃避したくなったときに起こるものかもしれないですね。
そんなときは、モーリス・センダックの絵本でも
手にとってみてはいかがでしょう。

「絵本を抱えて部屋のすみへ」
江国香織・著 白泉社・刊 ¥1,575
この4月スタートした新入生、新社会人も、
なんとなく一段落(?)したところなのかな…
現実の、というか日常の生活が、
つつがなく過ぎていくという平和と幸せ。
それが人生にとって一番いいことなのかもしれないと思う一方で、
私たちはどこかで別な世界を憧れ、
夢みてしまう生き物でもあると思いませんか?
そんなことにちなんだ話を
『かいじゅうたちのいるところ』(モーリス・センダック/作)という
絵本を紹介しながら、江国香織さんがご本人の著書
『絵本を抱えて部屋のすみへ』の中で語っていました。
ここではないどこかにいきたいとずっと思っていた。
「ここ」がどんな場所であれ、「ここではないどこか」は、
常に私を惹きつけてやまないのだ。
子どもの頃、一番何度も開いた絵本は『かいじゅうたちのいるところ』
(当時は「いるいるおばけがすんでいる」というタイトルで…中略…
これは主人公の少年マックスが、まさに「ここではないどこか」に
出かけて行く物語である)
マックスはそこで王様となり、奇怪なかいじゅうどもを従えて、
踊ったり吠えたり、大いに暴れる
とまあ、江国香織さんの語る内容については、
もし時間があれば、著書を読んでみることを提案しますが
私が共感したのは、本当に私たちは勝手なもので
日常だけではあきあきして、現実逃避をしたくなるものですよね。
でもそれは多分、この現実(日常)があるからこそ、
なのだとは思うのですが…
まさに江国さんの言う「ここではないどこか」も、
今「ここ」があるから、なのだし、
現実があっての非現実があるのだということも否めません。
この4月から新しい環境での生活がスタートした人たちが
5月になると、かかりやすいといわれる「5月病」も
なかなか新しい学校や会社という現実に慣れなくて、
つい、逃避したくなったときに起こるものかもしれないですね。
そんなときは、モーリス・センダックの絵本でも
手にとってみてはいかがでしょう。

「絵本を抱えて部屋のすみへ」
江国香織・著 白泉社・刊 ¥1,575
